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America [Boston]
米国移民グルメ“エンパナーダ”は南米のおふくろの味

Jun. 21, 2021

  • text & photograph by Kuniko Yasutake



  • 2018年春、ボストン近郊のミニ・フードホールで開店した「ブエナス(BUENAS)」は、南米食文化の多様性を味わえる店として着実にファンを増やしている。オーナーは、アルゼンチン、チリ、ウルグアイの血を引く移民一世の男女2人組。「ラテンアメリカ料理とはメキシコ料理」と、勘違いしている人の多さに気付き、それぞれのお袋の味をベースにしたエンパナーダ専門店を着想した。

    “ラテンアメリカのハンドパイ”と例えられるエンパナーダは、それぞれの国で調理法や材料のバリエーションに富む。小麦粉の生地に調理した肉や野菜を詰めたり、チーズやフルーツを包んでデザートとして食すことも。起源はスペインだが、現代の米国では南米発信のストリートフードとして、ラテン系コミュニティが多い地域を中心に広まっている。

    エンパナーダには油で揚げるタイプもあるが、ブエナスでは全てオーブンで焼く。タネがしっかり詰まっていて重量感はありつつ、手のひらサイズで皮の軽い食感が特徴的だ。不定期で変わるメニューには野菜系7種とビーフやハム、チキン等の肉系7種があり、米国人に馴染みある料理をアレンジした期間限定品も人気が高い。

    コロナ禍の2020年3月、国に先駆け非常事態区域となったマサチューセッツ州。州知事が飲食店の通常営業停止を宣言するとすぐ、ブエナスは冷凍エンパナーダと自家製香味ソースの瓶詰めを近隣のグルメ食材店に卸し、自分たちはデリバリー限定の冷凍メニューと総菜の宅配サービスを始めた。ラテン系か否かに関係なく、ブエナスの味を気軽に楽しめ、食卓に多彩な南米フレーバーを浸透させることがオーナーの夢だ。

    (写真)潰したトウモロコシとパプリカ入り三角形の「ウミータ」(奥)と、ホウレン草とベシャメルソースを和えた餃子型「ザ・ウルグアイヤン」(手前)。焼き色と包み方が均一で美しいところもブエナスならでは。瓶詰めソースの販売も好評で、レモンが効いたパセリとニンニク入り「チミチュリ」と、赤ワインビネガーと香菜がアクセントのスパイシーな「ぺブレ」は、作り立てのような爽やかさが印象深い。


    ◎BUENAS
    The Buenas Maxi Kiosko (Bow Market店)
    1 Bow Market Way #14, Somerville, MA 02143
    木、金曜17:00~21:30、土曜11:00~21:30、日曜11:00~20:00
    月~水曜休
    エンパナーダ 各4.25~6ドル、冷凍3個入り 10~12ドル、瓶詰めソース 9ドル
    https://www.buenas.co/
    Instagram: @buenasbrand





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